芸術家、写真家、染物デザイナー、料理人など、日本を飛び出し、世界で活躍されている日本伝統文化人の方々が年々増加しています。海外での個展や、実際に海外に移住し日本の伝統工芸などを、外国人の方々に紹介する芸術家、ギャラリー、そして陶器や和菓子などの老舗店なども急増中。The Japan Infoが制作されているアメリカ・ニューヨークでも、そんな日本伝統文化の紹介をはじめとし、"和"の精神を生かした日本人ならではのビジネスなども多く行われています。また、そんな日本伝統文化を世界へ広めようとしているのは、日本人だけでなく、日本での伝統芸術に惹かれ来日し、技術の取得だけでなく、日本の思想を学び、そして、その経験も元に自国へ戻り、作品を通して日本伝統文化・芸術を世界の人々へ伝える外国人の方々なども存在します。そんな世界で活躍する日本伝統芸術家・文化人の方々に、日本伝統文化の魅力や、海外での反応についてインタビューしました。
日本で手描友禅(てがきゆうぜん)を学び、ニューヨークでマルチデザイナーとして活躍しているMary Jaeger(メアリー・イエガー)氏に西洋人として見る日本、そして、東洋文化について聞いてみた。イエガー氏は、10歳の時に展覧会で美女の浮世絵と出会ってから、日本に行くことを夢見ていた。その出会いから、18年の月日と、7回の訪日を経て、京都への移住を決意。手描友禅を習うために、京都の小さな染物学校に入学した。1学期間(3、4ヶ月)だけの予定だった滞在期間は8年間に伸び、その間に日本、そしてアジア各国の文化に触れ合うことができたと言う。アーティストとして、デザイナーとして、友禅の技術の習得に努めた経験、そして日本滞在中に感じた日本文化交流という経験は、イエガー氏の”The fiber of my soul (自己の魂の糸)”を大きく変えた。
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