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その郷土で生産される素材、その素材を生かし、その時期旬のものをいただく日本の食生活は、私たちの美意識を一層高める重要な役割を果たしています。手を加えすぎない素朴な調理法も、その素材の味を生かすためとされています。
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Japanese Cuisine [和食]
日本は、気候風土、地形の恩恵を受け、海の幸、山の幸と食材の種類は豊富です。季節ごと、その時の旬のものを食べ、いつも新鮮なものを手に入れることができるので、新鮮さに重点がおかれていることも特徴のひとつです。新鮮な素材を使い、また見た目の美しさもとても重要です。繊細でいて気品がある日本料理の美しさは、他の国の料理には見られない美しさともいえるでしょう。また、「甘み」、「苦味」、「酸味」、「塩味」の4つの味のほか、日本には、もう一つの味が存在しています。日本料理は味噌、醤油、昆布、鰹節、煮干、椎茸などで出汁をとります。このダシに含まれているのがうま味です。このうま味が日本料理の味となっているのです。 |
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| ©Japan Ryokan Association |
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Kaiseki Ryori [懐石料理]
懐石料理とは、茶席でお茶の前に出される簡単な食事のことをいいます。また懐石料理の作法は、茶道の各流派によって厳しく決められています。懐石料理とは、日本古来の一汁三菜という食法を基本にした料理で、通常はお茶席でお茶をいただく前に出されるものです。茶会の席上で空腹のまま刺激の強いお茶を飲むことを避け、お茶をおいしく味わう上で差し支えのない程度の食事に抑えられています。懐石料理には、「旬の食材を使う」「素材の持ち味を活かす」「心を込めて調理する」という三つの原則があり、作る側、食べる側の両方に細かい作法が要求されます。 |
| ©Japan Ryokan Association |
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Shojin Ryori [精進料理]
鎌倉時代に始まったといわれる精進料理ですが、これは禅宗の僧侶たちが広めたとされています。禅宗の教えでは、殺生が禁じられていたため、肉や魚を使わない、野菜・穀物・豆といった材料を、葉や皮の切れ端まで丁寧に使って調理されます。「精進する」ということは、本来悟りに向かって精神を高めるという仏教の教えに従って作られ、守られてきたのが精進料理ということです。 |
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Osechi Ryori [おせち料理]
「おせち」とは本来、暦上の節句のことを指します。その際に食べる料理をおせち料理と呼んだため、現在では節句の一番目にあたる正月の料理を表す言葉として使われています。年の始めにその年の豊作を祈って食べる料理や武家の祝い膳、新年を祝う庶民の料理などが混ざり合って出来たものです。おせち料理は”めでたさを重ねる”という意味で縁起をかつぎ、重箱に詰めて出されます。おせち料理に詰められる料理にはそれぞれ意味が込められています。 |
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Sushi [寿司]
寿司は日本の代表的な料理として、またヘルシーな健康食として、今では全世界に知られています。さらに寿司とは縁起がいいもの・祝いの席で食べるものという意味をもっています。ご飯に酢を混ぜ、魚だけでなく野菜・乾物などを用いて作られる現在の寿司が誕生したのは、江戸時代とのこと。そしてこの形態は、日本各地にその土地の産物と強く結びついたものとして今でも見受けられます。 |
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Japanese Local Food [郷土料理]
その土地で収穫された材料を使い、その土地の雰囲気・色彩が反映されたのが郷土料理。昔からの調理法を用いている伝承料理です。その郷土の気候、風土、習慣、歴史などの特徴を表し、それぞれ違った条件の元で生まれた郷土料理は、人々の心の中にある懐かしい味、故郷の味でもあるのです。各家庭によって微妙に味付けが異なり、そしてその味は親から子へ、その味を伝承して行きます。 |
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